すぐ導入効果があるITツールと育てるITツールの違い
こんにちは、株式会社フライクの大瀧です。
システム戦略家として今日は
すぐ導入効果があるシステムと育てる必要があるシステムについてお話ししたいと思います。
ITツールを導入したら効果期待してしまいますよね?
ただ、ITツールは大き分けて2種類あります。
①すぐ導入効果があるITツール
②育てる必要があるITツール
の二種類です。
では①と②について記載したいと思います。
①すぐ導入効果があるITツール
こちらについてはすごくわかりやすいです。
- 固定電話しかない世の中に携帯電話が普及した
のように既存のやり方を少し変わることによって、効果が得られるシステムのことです。
では、具体的に言うと・・・
- これまで手帳を使っていた人→Googleカレンダーを使う
- 訪問で打ち合わせをする→テレビ会議システムを使う
- 紙で日報を書いていた→クラウドシステムで日報を入力する
といったことです。
今実施していることのやり方や方法を少しITの力を借りることですぐに効果が出やすいです。
しかも月数百円から取り組むことも可能です。
業務改善や働き方改革と言われるこのご時世なので、すぐに取り組みやすいです。
②育てる必要があるITツール
こちらについてはどういうこと!?システムを育てる!?と思っているのではないのでしょうか?
では、人を雇うことで考えてみたいと思います。
中途採用をすると即戦力になると思いがちですが、初日に活躍することは求められないですよね?
では、なぜ求めないのか。
- 前職では活躍していたが、自社のソリューションを把握していない
- 自社の文化や顧客属性を把握していない
これを解決するために、即戦力と思って採用をすると思いますが、研修を数週間〜数ヶ月実施し、本当の意味での即戦力に育てるのが「研修」です。
では、システムで考えるとどうでしょうか? 意外と、すぐに使えるシステムを要望していたり、自社にピッタリ合うITツールを探していたりしませんか? 特に
- MA(マーケティングオートメーション)
- CRM(顧客管理)
- SFA(営業支援)
といった種類のソフトが【育てる必要があるシステム】となります。
MA、CRM、SFAってどいういうシステムかというと・・・
- お客様が興味を持っているHPのコンテンツやメールの開封有無を分析し、適切なタイミングで適切なコンテンツを送付する
- 温度感があがったタイミングで然るべき商品の案内をする
- お客様が過去どのような商品を購入し、どれくらいの頻度で再購入しているか、どのような他商材を購入しているか
つまり、お客様×自社のノウハウを融合するようなシステムは育てる必要があるシステムとなります。
では、どうやって育てたらいいか?という話になりますが、それは別のタイミングでブログを書きたいと思います。
最後に
導入してすぐに効果が出ることを期待していると思いますが、ハードルが高いITツール、つまり定着化しないITツールは【育てる必要があるITツール】かもしれません。
導入するときに、
①すぐ導入効果があるITツール
②育てる必要があるITツール
を考えてみるのも一つの手です。
定着化しない、解約しようかな、自社にはまだ早かったと思っている方、再度育ててみるかどうかを考えてみませんか?
もっと話を聞いてみたい、自社のサービスを育ててみたいと思った方、少し相談をしてみたい方はお気軽に連絡をください。
今日もゴール達成のためのシステム組立屋として一人でも多くのお客様のためになれますように。
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